本記事では、公務員に興味がある方に向けて、新卒で公務員はやめとけ、もったいないといわれる理由などについて解説します。
公務員への就職を考えている方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
新卒で公務員はやめとけ、もったいないと言われる理由
新卒で公務員はやめとけ、もったいないと言われる理由は以下の4つだと言われています。
- スキルが付かないからやめとけ
- 転職しにくいからやめとけ
- 給料が低いからやめとけ
- 公務員は新卒でなくてもなれるからもったいない
それぞれ詳しく見てみましょう。
スキルが付かないからやめとけ
公務員はスキルが付かないからやめとけと言われています。
消防士や警察官などを除き、市役所や省庁で事務職として働く公務員の仕事は主に調整業務や資料作成、とりまとめになっています。
業務の中で利用するのはワードやエクセルなどの一般的PCスキルのみで、プログラムを作ったり、専門のソフトを使ったりすることはほとんどありません。
さらに、公務員は3年~5年程度で部署を異動し、それによって大きく仕事の内容が変わるので専門的な知識も身に着けにくくなっています。
そもそも、スキルを身に着けたところで、公務員の給料は一定なのでスキルを身に着けることへのモチベーションもないという点の指摘もあります。
民間企業であれば、専門的なスキルや知識、経験を身に着けることができますが、公務員だとなかなか難しいと言えます。
以下「スキルが付かないからやめとけ」に関するSNS上での口コミ・評判です。
転職しにくいからやめとけ
公務員は転職しにくいからやめとけと言われています。
前述したとおり公務員はスキルや専門的な知識を身に着けにくいです。そのため、なかなか転職市場で有利な立場に立つことができません。
また、公務員の仕事ははっきりと成果がでるものが少なかったり、民間企業の仕事と大きく異なったりするため、面接などでアピールしにくいという点も挙げられます。
特に、年を重ねれば重ねるほど、民間企業で働く人とのギャップは大きくなるため転職が難しくなります。
一方で、公務員の仕事はどこも似たようなことをしているため、他自治体への転職は比較的しやすいと言われています。
以下「全国や海外転勤があるからやめとけ」に関するSNS上での口コミ・評判です。
給料が低いからやめとけ
公務員の給料は、基本的に従業員50人以上の民間企業の平均を基準に決定されています。
言い換えれば、公務員の給料は零細企業や非正規雇用者を除いた給料の平均値ということです。
そのため、大企業に入れるような能力がある人からすると公務員の給料は低いと言えます。
また、公務員は完全年功序列であるため、若い時の給料は低く、20代では手取りが20万円以上貰うことができないような自治体もあります。
目安として国家公務員の初任給は以下のとおりとなっています。
学歴 | 初任給 |
---|---|
大卒(国家一般職) | 196,200円 |
大卒(国家総合職) | 200,700円 |
高卒(国家一般職) | 166,600円 |
一概に公務員の給料が安いということはできませんが、少なくとも大企業に入るだけの学歴や能力がある人からると給料が安いと言えるでしょう。
以下「給料が低いのでやめとけ」に関するSNS上での口コミ・評判です。
公務員は新卒でなくてもなれるからもったいない
民間企業の場合は、新卒というのが大きな武器になる一方で、公務員の場合は、大卒の場合だと30歳くらいまでは公務員試験を何度でも受けることができます。
また、公務員の多くは民間企業から転職できる制度を設けており、その場合は面接やプレゼンテーションを中心とした試験になっているので試験勉強に時間を費やす必要はありません。
また、前述したとおり、公務員から民間企業への転職が難しい反面、民間企業から公務員の転職はやり易いと言われてます。
以下「公務員は新卒でなくてもなれるからもったいない」に関するSNS上での口コミ・評判です。
新卒で公務員はやめとけ?もったいない?のまとめ
新卒で公務員はやめとけ?もったいない?と言われる理由は以下の4つでした。
- スキルが付かないのでからやめとけ
- 転職しにくいからやめとけ
- 給料が低いのでやめとけ
- 公務員は新卒でなくてもなれるからもったいない
就職活動時のイメージと実際に就職した時のギャップが大きいと辞める原因になったり、メンタルを病んだりします。
インターンに行ったり、実際に勤めている先輩・知り合い等から情報収集をすることが大事です。
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